カードローンをアルバイトやパートの人が使いたい時に満たすべき条件

アルバイトやパートの人は収入がそれほど多くないこともあって、お金を借りたいと思う機会もあるのではないでしょうか。

しかし、収入が少ないからこそカードローンの審査に通らないのではないかと不安に思い、申し込みをためらうケースも見られます。

アルバイトやパートの人がカードローンを利用したい時に満たすべき条件とは、審査を受けて安定収入があると判断されることです。

安定収入があると判断してもらえるのはどのような時なのか、審査では何を見られるのか、アルバイトやパートの人がカードローンの審査を受ける際に知っておくべき知識を紹介します。ぜひ参考にして、カードローンに申し込むべきか検討してみてください。

アルバイトやパートでもカードローンで借入が可能と言える根拠を確認

アルバイトやパートの人でも、審査を受けて安定収入があると判断してもらえればカードローンの利用は可能です。まずは本当にアルバイトやパートの人でも申し込めるのか、カードローンのルールを確認しましょう。

一部のカードローンを除いてアルバイトやパートの人でも借入が可能

一部のカードローンを除いて、アルバイトやパートの人でも借入が可能です。アルバイトやパートの人が借りられないカードローンとは、以下のような商品です。

  • 利用できる職業に制限がある商品
  • 年収に条件が設けられている商品

カードローンの中には、利用できる職業に制限がある商品があります。たとえば広島銀行には「公務員カードローン」という商品があります。アルバイトやパートに限らず、正社員であっても公務員以外は利用できません。

銀行カードローンの中には正社員のみを融資の対象としているものもあるので、条件をよく見て申し込む商品を決めましょう。

また、カードローンの中には年収に条件が設けられている商品も見られます。たとえば佐賀共栄銀行のスーパーカードローンという商品は、申し込み条件が次のように定められています。

  • 申込時の年齢が満20歳以上60歳未満
  • 前年度税込年収が150万円以上で勤続年数が1年以上
  • 保証会社の保証が受けられる

商品の説明を見ると、アルバイトとパートの人は30万円以内の申し込みとなっていて、アルバイトやパートの人が借りられないわけではありません。しかし、アルバイトやパートで150万円を超える収入を得るのは、難しいのではないでしょうか。

厚生労働省が発表している「毎月勤労統計調査 令和2年分結果確報」によると、パートタイム労働者の1ヶ月の平均収入額は99,378円です。年収に直すと120万円程度です。

厚生労働省の調査で言うパートタイム勤労者には、以下のような勤務形態がすべて含まれています。

  • アルバイト
  • パートタイマー
  • 嘱託社員
  • 契約社員
  • 臨時社員
  • 準社員

働き方にもよりますが、アルバイトやパートで150万円を超える人はあまり多くないと考えられます。年収に条件が設けられている商品も、アルバイトやパートの人には向きません。

アルバイトやパートでも申し込める商品なら審査に通る可能性あり

申し込み条件の内容を確認してみた結果、アルバイトやパートでも条件が満たせる商品なら、審査を受けて通る可能性があります。

銀行の商品の中には条件が細かく定められているものもあるので、まずは銀行のカードローンはアルバイトやパートでも利用できるのか、申し込み条件を見てみましょう。

どの銀行を利用しても以下の条件以外に「保証会社の保証が受けられる」という条件が含まれますが、表では省略しています。

銀行名・商品名 アルバイトやパートの借入
みずほ銀行カードローン 契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満で安定かつ継続した収入が見込める
三井住友銀行カードローン 申込時満20歳以上満69歳以下で原則安定収入がある
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人で原則安定収入がある
イオン銀行カードローン 契約時の年齢が満20歳以上満65歳未満で本人に安定かつ継続した収入が見込める
アルバイトやパートの人でも申し込める
楽天銀行スーパーローン 満年齢20歳以上62歳以下で勤めていて毎月安定した定期収入がある人または専業主婦
※アルバイト・パート・専業主婦は60歳以下
auじぶん銀行カードローン(じぶんローン) 契約時の年齢が満20歳以上70歳未満で安定継続した収入がある
※アルバイト・パート・自営を含む
イオン銀行カードローン・楽天銀行スーパーローン・auじぶん銀行カードローン(じぶんローン)は、アルバイトやパートでも申し込める旨を明記しています。他の銀行の申し込み条件を見ても、アルバイトやパートの人の利用は制限されていません。

銀行カードローンでも、商品を選べば借入ができる可能性があることがわかります。

次に消費者金融のカードローンの場合を見てみましょう。

消費者金融 アルバイトやパートの借入
SMBCモビット 20歳以上69歳以下の安定した定期収入がある人
アルバイト・パート・派遣社員・自営業の人も利用可能
プロミス 20歳以上69歳以下の本人に安定した収入のある人
主婦や学生でもアルバイト・パートによる安定収入があれば申し込める
アコム 20歳以上69歳までの安定した収入と返済能力を有する人
アルバイトやパートなどで働いていれば申し込める
アイフル 満20歳以上69歳までで定期的な収入と返済能力を有する人
アルバイトやパートで現在仕事をしていれば申し込める
レイクALSA 満20歳以上70歳以下の方で安定した収入がある人
パート・アルバイトで収入のある人も可

大手消費者金融のカードローンの場合、どの業者を見てもアルバイトやパートでも申し込めると公式サイトに明記されています。アルバイトやパートへの融資も積極的な様子がうかがえます。

審査難易度は銀行の方が消費者金融より高め

銀行カードローンも消費者金融のカードローンでも、アルバイトやパートの人が借りられる可能性があります。しかし、審査難易度は銀行の方が消費者金融よりも高めなので注意しましょう。

銀行カードローンの方が審査難易度が高めになるのは、金利が低いからです。金利には事務手数料や人件費などの融資を行うために必要な経費と合わせて、万が一返済が滞る人が出ても経営にダメージを受けないように備える意味もあります。

金利が低いカードローンでは備えが少なくなるので、より慎重に審査を行って、本当に返してくれそうな人にだけ融資を行う傾向が見られます。

2020年3月に行われた一般社団法人全国銀行協会の「銀行カードローンに関する消費者意識調査」を元にカードローンの利用上状況を確認しましょう。職業別に見た時にアルバイト・パートの人が銀行カードローンまたは貸金業者を利用している割合は以下の通りです。
  • 銀行カードローン利用者:7.0%(学生を含めると8.8%)
  • 貸金業者のみの利用者:11.0%(学生を含めると13.6%)

上記の調査では学生が別枠になっていますが、学生はアルバイトの収入を元に借入をしていると考えるため、合計した割合も紹介しました。

銀行カードローン利用者の中には、銀行と貸金業者を両方利用している人も含まれています。すべての勤務形態での銀行カードローン利用者の内訳は、以下の通りです。

  • 銀行カードローン利用者全体:2,000人
  • 銀行カードローンと貸金業者を両方利用:1,506人
  • 銀行カードローンのみ利用:496人

銀行カードローンのみを利用している人よりも、銀行カードローンと貸金業者を両方利用している人の方が多いという結果が出ています。

両方のデータを合わせると、アルバイトやパートの人にとっては消費者金融の方が借りやすいと言えます。

アルバイトやパートの人が全体に占める割合を見てみよう

貸金業者はアルバイトやパートの人でもカードローンが利用しやすいと言えるのか、借入をしている人全体に占める割合を見てみましょう。

アイフルは利用者の勤務形態別の割合を公表しているので、アイフルのデータを元に紹介します。

勤務形態 割合
正社員 61.8%
パート・アルバイト 22.4%
代表者・社長 7.6%
嘱託社員 5.2%
契約社員・派遣社員 3.0%

アイフルの利用者の場合は、全体の22%程度をアルバイトやパートの人が占めています。

数字だけを見るとアルバイトやパートでは借りにくいイメージがあるかもしれませんが、2019年の日本の雇用形態の割合を見ると以下のようになっているため、アルバイトやパートの人が借りにくいわけではありません。

  • 正社員:61%程度
  • アルバイト・パート:27%程度
  • 嘱託社員:2%程度
  • 契約社員・派遣社員:8%程度

もともとの雇用形態別の労働者の割合を見ると、アルバイトやパートの人が不利になっているわけではないことがわかります。

代表者や社長は雇用されているわけではないので、雇用調査には含まれていません。

アルバイトやパートの人は限度額は高くならないので注意して

アルバイトやパートの人でもカードローンの利用は可能ですが、申し込みの際の審査によって設定される利用限度額はそれほど高くならない点に注意しましょう。

消費者金融で借りる場合、貸金業法という法律のルールによって申し込んできた人の年収の3分の1を超える融資が禁止されています。年収が300万円の場合は、最高で100万円までしか融資ができません。

先程紹介した「毎月勤労統計調査 令和2年分結果確報」によると、アルバイトやパートの人の年収の平均は120万円程度なので、最高でも借りられるのは40万円程度だと考えられます。

申し込みの際、消費者金融は書類からわかる情報を元に審査を行うため、実際の返済の様子は確認できません。収入はあっても返済がきちんと管理できない人だと困るので、最初から法律で決められた金額まで借りられることはまずないと考えましょう。

消費者金融の口コミを元に、アルバイトやパートの人の限度額はどれくらいに設定されるケースが多いのか、確認しましょう。

  • 30万円で審査に通った(SMBCモビット:パート)
  • 10万円OKだった(SMBCモビット:パート)
  • 希望額通りではなく10万円の融資になったが借りられた(プロミス:アルバイト)
  • 年収200万円で50万円の枠がもらえた(プロミス:アルバイト)
  • 40万円までのカードが作れた(アコム:アルバイト)
  • 大学生の時に24万円の枠で使い始めた(アコム:アルバイト)
  • パートを始めたばかりなのに40万円で審査に通った(アコム:パート)
  • フリーターで7万円借りられた(アイフル:アルバイト)
  • 50万円の枠をもらった(レイクALSA:パート)

アルバイトまたはパートと記載があり、限度額が明記されている口コミを集めました。年収200万円のアルバイトで50万円の枠がもらえた例があるように、アルバイトやパートでも年収が高ければ限度額が高くなる場合もあります。

銀行カードローンの場合は法律による限度額の制限はありませんが、自主的な規制として年収の3分の1を目安に融資を行っているので、どちらで借入をしても大きな差はありません。

アルバイトやパートの人には消費者金融がおすすめ

アルバイトやパートの人がカードローンを利用するなら、以下の理由で消費者金融がおすすめです。

  • 利用限度額の決め方は同じ
  • 金利が高い分消費者金融の方が審査難易度が低い
  • 即日融資が可能な場合がある
  • 無利息サービスを利用すれば一定期間利息がつかない
  • 在籍確認でバレるのを防ぐ方法がある

消費者金融で借りても銀行カードローンを利用しても利用限度額は年収の3分の1までが限度なので、違いはありません。消費者金融の方が審査難易度が低い分、アルバイトやパートの人にとっては借りやすいためおすすめです。

消費者金融では条件によって即日融資が可能な場合もありますが、銀行カードローンでは審査結果が出るのは早くても翌日まで審査結果が出ません。急いで借りたい場合にも、消費者金融の方が向いています。

消費者金融の方が利息が高いのが気になる人もいるかもしれませんが、消費者金融には無利息サービスを実施している業者もあり、一定期間利息がかかりません。無利息サービスを有効活用すると、お得な借入も可能です。

カードローンに申し込むと本人確認や在籍確認の連絡があるので、アルバイトやパートの人からは、親や配偶者・勤め先の人にバレるのが心配という声もよく聞かれます。

在籍確認とは勤め先に連絡を入れて本当に仕事をしているか確認することですが、基本的には電話で借入がバレないよう配慮してもらえるので心配はいりません。とはいえ、勤め先に正社員ではない人宛に電話がかかってきたら困る人というもいるのではないでしょうか。

消費者金融なら在籍確認にも配慮してもらえるので、アルバイトやパートの人には消費者金融がおすすめです。そこで、今回は消費者金融に絞って審査内容や電話の内容などに就いて詳しく紹介します。

アルバイトやパートの人が消費者金融の審査を受ける際の審査内容

アルバイトやパートの人が審査を受ける場合の審査の内容について、詳しく紹介します。申し込み前にチェックしてみてください。

消費者金融の審査の流れとチェックされるポイント

消費者金融では、以下の流れで審査が行われます。

1、申し込みフォームに必要事項を記入して申し込む
2、必要書類を提出する
3、在籍確認や信用情報の確認が行われる
4、審査結果連絡がある

申し込みの際には様々な項目に情報の入力が求められるので、必要事項を入力しましょう。入力が終わって提出したら、必要書類の提出が求められます。

必要書類を提出し終わったら在籍確認や信用情報の確認が行われ、最終的に審査結果が出される流れです。

それぞれの段階について、詳細に見ていきましょう。

申し込みフォームの審査項目自体は他の勤務形態の人と同じ

審査の際にチェックされる項目自体は、アルバイトやパートでも他の勤務形態でも同じです。消費者金融によって多少の違いはありますが、以下のような項目の記入が求められます。
項目 詳細
本人に関する情報 氏名・性別・生年月日・家族について・メールアドレス・運転免許証の有無
自宅情報 住所・電話番号・自宅の種類・家賃や住宅ローンの負担・入居年月
仕事に関する情報 勤務先名・勤務先電話番号・会社規模(正社員人数)・雇用形態・業種・職種・保険証の種類・給料日・税込年収・入社年月
他社の利用状況 他社からの借入金額や借入件数

上記の項目は一つ一つを判断するのではなく、総合的に見て判断を行います。大手消費者金融ではスコアリングシステムという審査方法を採用していて、申し込みの際に入力された内容は項目別に点数化され、自動的に審査結果が出されます。

特に影響が大きい項目は、仕事に関する情報と他社の利用状況です。消費者金融を利用するには安定した収入が求められるため、収入が無ければ借入ができません。

また、入力内容にミスが多いなど不備があると、意図的に嘘をついているのか間違えただけなのか判断できず、結果として審査に通らない可能性もあります。

雇用形態は収入の安定性を測る一つの基準とされていて、以下の順番で有利です。

1、公務員
2、大手企業の正社員
3、中小企業の正社員
4、アルバイト・パート・派遣社員・自営業など

公務員や大手企業の正社員が有利なのは、勤務先の倒産が考えにくいからです。中小企業の正社員も不利というわけではなく、多くの顧客が中小企業の正社員なので、問題はありません。

アルバイトやパートなどは有利とは言えませんが、消費者金融では非正規雇用の人も融資の対象と明言しているので、安定収入があると判断されれば借入が可能です。

アルバイトやパートの人は年収がそれほど高くないケースが多いため、他社の利用状況も大きな影響を与えます。他社ですでに借入をしている状態で新たな借入先から借入をすると年収の3分の1を超える可能性が高いため、すでに借入がある場合は注意しましょう。

審査の際に必要な書類と書類による審査内容

消費者金融の審査を受ける際の必要書類は本人確認書類と収入証明書類で、本人確認書類の提出は必須です。

収入証明書類を提出しなければいけない基準は申し込みをする業者によって異なりますが、貸金業法では以下の場合に収入証明書の提出が義務とされています。

  • 申し込み先の消費者金融で50万円超の借入をする予定がある
  • 他の業者からの借入残高と新たな借入先での限度額を足すと100万円超になる
アルバイトやパートの人は年収の関係で借入額が高額になるケースはあまりないと思われますが、提出を求められた場合は提出しなければいけません。提出するように言われた書類が提出できないと、正確な審査ができず審査に落ちてしまいます。

本人確認書類は、誰が申し込みをしているのかを確認するために提出が求められます。他人が成りすましていないかを確認したり、申し込んできた人が誰かを特定したりするのが目的です。

収入証明書類は、いくら収入を得ているかを明確にする目的で提出が求められます。消費者金融では年収の3分の1を超える金額は貸せないので、利用限度額が高額になりそうな場合は法律の範囲内で融資をするために収入を確認しなければいけません。

収入を得ている裏付けが取りたい場合に提出が求められるケースもあります。

在籍確認は働いている裏付けを取る重要な審査

先程も紹介したように、在籍確認とは勤め先に連絡を入れて本当に仕事をしているか確認することで、安定収入があるか判断するために重要な審査です。

審査は書類に書いた内容を元に行うため、嘘を書かれていたら困ります。嘘がないか確認するために、誤魔化すのが難しい電話という方法を取っているのです。

在籍確認が取れないと働いている裏付けが取れず、安定収入があるかどうかはっきりと言えません。そのため、在籍確認が取れないと審査に通らないケースもあります。

アルバイトやパートの人の場合、正社員ではない自分のところに外部から電話がかかってきたら不自然に思われるのではないか、お金を借りることがバレるのではないかと不安に思うのではないでしょうか。

消費者金融の在籍確認は、消費者金融名は名乗らず個人名を名乗ってプライバシーに配慮しながら行ってくれます。それでも心配な場合は、以下の3つの対策法があります。

  • クレジットカードの審査を受けると言っておく
  • 在籍確認について相談できる借入先を選ぶ
  • 在籍確認の電話が回避できる可能性がある借入先を選ぶ

1つ目が電話がかかってきても不自然に思われないよう、あらかじめ言い訳をしておく方法です。クレジットカードの作成の際にも電話がかかってくる可能性があるため、不自然に思われなくて済みます。

消費者金融の中には在籍確認について相談に乗ってくれる借入先や電話を回避できる可能性がある借入先があるため、不安な場合はそれらの業者を利用する方法もおすすめです。在籍確認について不安な時におすすめの業者については、後ほど詳細を紹介します。

信用情報の確認とは借入の状況を客観的な記録でチェックする方法

信用情報の確認とは、申込者の借入の状況を客観的な情報を元にチェックする方法です。個人がお金を借りると、個人信用情報機関と呼ばれるところに契約内容や借入額、返済状況などの情報が保管されます。

誰かが借入をすると、申し込み先の業者が加盟している信用情報機関に対して情報が提供されるルールです。申し込みを受けた業者は、個人信用情報機関に集められている情報を紹介して、審査の参考にします。

本人の申告だけではきちんと把握できていなかったり嘘を言って借入をしようとしたりする可能性があるので、信用情報という客観的な情報を利用して審査を行うのです。

貸金業法では年収の3分の1を超える融資を禁止しているため、法律の範囲を超えて融資をしないために審査の際の信用情報の照会も合わせて義務付けています。

信用情報が問題となって審査に落ちる可能性があるのは、以下の場合です。

  • 借入額が多くすでに年収の3分の1に近い
  • 返済ができていない支払いがある

借入額が多い場合は、法律の定めを超えるため融資が制限されます。新たな借入先に申し込む時点で返済ができていない支払いがある場合は、借入をしても返せると思ってもらえないため、審査に通りません。

借入額が年収の3分の1を超えていないか判断する際は、貸金業者からの借入のみがチェックされる仕組みです。返済ができていない支払いについては、ローンはもちろんクレジットカードでのショッピングや分割払いの商品など、様々な支払いが対象になります。

個人信用情報機関は3つありますが、必要に応じて情報を共有する仕組みを持っています。申し込みを受けた業者が加盟している個人信用情報機関以外の機関に集められた情報も、必要に応じて確認ができる仕組みが整えられているので、正確な審査が可能です。

アルバイトやパートの人が重点的に見られるポイント

勤務形態に関わらず基本的な審査の内容は同じですが、アルバイトやパートの人が重点的に見られるポイントがあります。

重点的に見られるポイントは、以下の通りです。

  • 毎月同じくらいの収入を得ているか
  • アルバイトやパートを始めたばかりではないか

公務員や正社員は毎月同じくらいの給与を受け取るのが一般的ですが、アルバイトやパートの場合は仕事をした時間に対して給与が支払われるので、毎月同じくらいの金額とは限りません。

月による変動が大きい場合や短期のアルバイト・パートをしている場合は、借りたお金を返済している間に収入が途絶える可能性があると考えられるため、安定収入があるとみなしてもらえないケースもあります。

アルバイトやパートを始めたばかりの人も、今後続けられるかわからないので審査で不利になる可能性があります。

アルバイトやパートの人が審査落ちを防ぐために試したい対策

ここまでの内容を元に、アルバイトやパートの人が審査に落ちる原因を確認しましょう。

  • 申し込みの際に記入した内容に不備が多い
  • 必要書類が提出できない
  • 安定収入があると認められない
  • 借入額が多すぎる
  • 返済ができていない支払いがある

原因を元に、アルバイトやパートの人が審査落ちを防ぐために試したい対策を紹介します。

  • 申し込みフォームには正確な情報を記入する
  • 必要書類をきちんと用意する
  • 短期のアルバイトやパートではなく長期の仕事をする
  • アルバイトやパートを始めたばかりなら少し待って申し込む
  • 他社借入額が多い場合は先に返済をしてから新たな借入先に申し込む
  • 返済ができていない支払いがある場合はまず滞納を解消する

返済ができていない支払いがある場合は審査に通らないので、まずは滞納を解消しましょう。個人信用情報機関には支払いの状況に関する情報も掲載されていて、滞納している場合は滞納している情報がずっと消えません。

滞納を解消すると消費者金融の場合は5年間で情報が削除されるので、それまで待ちましょう。

アルバイトやパートの人におすすめの消費者金融と特徴を紹介

アルバイトやパートの人におすすめの消費者金融と、特徴をまとめて紹介します。自分に向いた借入先を見つける参考にしてみてください。

アルバイトやパートの人が特に心配だと感じるケースが多い、家族や勤め先に借入がバレないようにする方法も合わせて紹介します。

電話による勤務先の確認をなしにできる可能性があるSMBCモビット

SMBCモビットには、電話による勤務先の確認をなしにできる可能性がある「WEB完結申込」という申し込み方法があるので、職場に借入が知られたくないアルバイトやパートの人におすすめです。「WEB完結申込」は原則電話連絡も郵送物もなしで申し込めます。

「WEB完結申込」を利用するには以下の条件があるので、確認しておきましょう。

  • 三井住友銀行・みずほ銀行・三菱UFJ銀行・ゆうちょ銀行のどれかに口座がある
  • 社会保険証か組合保険証を持っている
  • 必要な書類が提出できる

SMBCモビットの「WEB完結申込」では本人確認や在籍確認が行われていないわけではありません。電話で本人確認や勤め先の確認をする代わりに、書類で裏付けを取っています。

以下のように通常よりも求められる書類の種類が多くなっているので、注意しましょう。

書類の種類 書類を提出する目的
運転免許証またはパスポート 本人確認のため
源泉徴収票・税額通知書・所得証明書・確定申告書・給与明細書(直近2ヶ月分+あれば直近1年分の賞与明細書)のいずれか1点 年収の確認のため
健康保険証と給与明細書(直近1ヶ月分) 勤め先の確認のため

アルバイトやパートの人は、扶養に入っている可能性もあります。健康保険証は勤め先の確認の意味も持つので、扶養に入っている人は申し込み前にSMBCモビットに電話で連絡して相談しましょう。

場合によっては通常の申し込み方法になる可能性がありますが、職場への連絡について相談に乗ってもらえます。

SMBCモビットには以下のような特徴もあります。

  • 条件によっては即日の融資も可能
  • 急いでいる時は申し込み後連絡を入れると優先的に審査を始めてくれる
  • 来店不要で申し込める
  • クレジットカードにカードローン機能がついたカードもある

SMBCモビットにはTカードプラス(SMBCモビット next)という、クレジットカードとカードローン、Tカードの3つの機能がついたカードも発行されています。

クレジット機能付きのカードを選べば、通常の申し込み方法しか選べず自宅や職場に電話がかかってきても、クレジットカードを作る予定だと言えば済みます。

実際にはSMBCモビットカードを作ってからあらためて三井住友カードの審査を受ける流れですが、クレジットカード機能付きのカードを作る予定があればSMBCモビットから電話がかかってきてもクレジットカードの作成だと言いやすいのではないでしょうか。

便利に利用できる業者なので、申し込みを検討してみましょう。

少しでも金利が低い業者を探している人にはプロミスがおすすめ

新規でプロミスに申しむ場合、上限の金利は17.8%になります。他の業者はいずれも上限の金利が18.0%なので、少しでも金利が低い業者を探している場合はプロミスがおすすめです。

プロミスでは本人確認の電話はかかってきますが、勤め先への電話に関してはプロミスコールに連絡をすると相談に乗ってもらえます。

プロミスには以下のような特徴もあります。

  • 条件によっては即日の融資も可能
  • カードなしを選べば郵送物なしでの契約も可能
  • 来店不要で申し込める
  • 30日間の無利息サービスがある

Webから申し込んで金融機関口座またはスマホアプリを利用して本人確認を行い、カードの発行を希望しないと、郵送物なしで契約ができます。自宅への郵送物で親や配偶者にバレたくないアルバイトやパートの人におすすめの契約方法です。

審査が不安なアルバイトやパートの人はアコムを検討しよう

審査が不安なアルバイトやパートの人は、アコムを検討しましょう。アコムは申し込んだ人のうちどれくらいの割合の人が審査に通ったかを示す審査通過率が高い傾向が見られる業者です。

アコムは40%を超えているケースが多く見られますが、他の業者では40%を超えることはほとんどありません。2021年8月のデータで比較してみましょう。

業者 8月の審査通過率
アコム 42.1%
プロミス 39.9%
レイクALSA 36.0%
※6月時点
アイフル 33.9%

レイクALSAは8月のデータがまだ公表されていないため、6月のデータで比較しました。審査が甘いという意味ではないため注意が必要ですが、アコムの基準で審査をすると審査に通過する人が他の業者よりやや多い傾向があるのは確かです。

勤め先への電話が不安な場合は相談に乗ってもらえる点でも、安心感があります。

アコムには以下のような特徴もあります。

  • 条件によっては即日の融資も可能
  • クレジットカードにカードローン機能がついたカードもある
  • 来店不要で申し込める
  • 最大30日間の無利息サービスがある

アコムにはカードを発行しない契約方法はありませんが、クレジットカード機能付きのカードを発行しているメリットがあります。クレジットカード機能があるカードを作れば、クレジットカードを作っただけだと言いやすいのではないでしょうか。

原則電話が無いため電話が不安なアルバイトやパート向けのアイフル

アイフルは申し込みの際に原則電話がありません。電話で借入がバレるのが特に不安なアルバイトやパートの人におすすめです。ただし、原則なので、電話が絶対にかかってこないとは言えない点に注意しましょう。

電話を避けたい場合は、あらかじめアイフルに相談しておく方がより安心です。

アイフルには以下のような特徴もあります。

  • 条件によっては即日の融資も可能
  • カードレスで契約すれば郵送物はない
  • 来店不要で申し込める
  • 最大30日間の無利息サービスがある

アイフルにはカードを発行しない契約方法もあり、カードを発行しない場合は郵送物がありません。

ただし、契約と同時に口座振替登録で選択した金融機関で申込者の取引時確認が完了した記録が残っている場合に限るので、口座を開設したばかりの人は注意しましょう。

無利息サービスを重視するアルバイトやパートの人はレイクALSA

無利息サービスが少しでも長い方が利息が少なくて助かると考えているアルバイトやパートの人には、レイクALSAがおすすめです。他の消費者金融では無利息期間は最大30日間ですが、レイクALSAには以下のように3種類の無利息サービスがあります。

申し込み方法や契約額などによって適用されるサービスが異なるので、詳細を確認しましょう。

無利息サービス 契約額 条件
最大60日間全額無利息 1万円~200万円 Web申し込み限定
最大180日間借りた金額のうち5万円が無利息 1万円~200万円 なし
最大30日間全額無利息 1万円~500万円 なし

最大60日間利息全額無利息のサービスを受けるには、Webで申し込む必要があります。契約額が200万円を超える人は、最大60日間全額無利息のサービスは適用されません。

レイクALSAには以下のような特徴もあります。

  • 条件によっては即日の融資も可能
  • カードレスで契約すれば郵送物はない
  • 来店不要で申し込める

カードレスで契約すれば、郵送物はありません。在籍確認についても相談に乗ってもらえるので、バレるのが不安な場合は相談しましょう。

アルバイトやパートの人も安定収入があればカードローンを利用可能

アルバイトやパートの人は正社員と比較すると収入の安定性が低いとみなされるのは確かですが、毎月同じくらいの金額の収入を継続して得ていて借りたお金を問題なく返済できると判断されれば、カードローンの利用は可能です。

一般社団法人全国銀行協会の「銀行カードローンに関する消費者意識調査」を見ても、アイフルが公表している利用者の勤務形態別の割合を見ても、アルバイト・パートの人が銀行または貸金業者のカードローンを実際に利用している様子がわかります。

銀行で借りている人よりも貸金業者から借りている人が多く、即日の融資も可能などの理由から、アルバイトやパートの人は消費者金融からの借入がおすすめです。

今回紹介した消費者金融の特徴をチェックして、ぜひ自分に合った借入先を選んでください。

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